今回は、茨城県「小美玉市」の移住・定住促進プロジェクトの一環として実施されたセミナーに参加して参りましたので、その開催レポートをお届けいたします!
“小美玉市民自ら”が自分達で地域貢献できることは何か?(新しいツールを活用して)小さくても自走できるようなビジネスを考え、実行できるように、サポートしていくセミナーを小美玉市として複数回に渡って実施していく!とのことで、今回第1回「ローカル&スモール ビジネスセミナー」が小美玉市主催で9月3日(月)に開催されました。
セミナー講師は、「小美玉マーケティングスクール」の講師でもある加形拓也さんと、シェアリングエコノミー事業を中心に事業展開をされ、世界25か国、50都市のairbnbに宿泊されたご経験がある御子柴雅慶さんのお二人からそれぞれ講演していただきました。
なぜ今、
地域初のローカルビジネスが注目されるようになってきているのか
昨今、皆さんの周りでもいろいろなシェアリングサービスが垣間見られるようになったのではないでしょうか。その中でも近年注目されているサービスについて学びました。たとえば、
① 「airbnb」
『空いてる部屋や家を貸したい人』と『借りたい人』をマッチングさせる民泊サービス
② 「Anyca(エニカ)」
使っていない車やセカンドカーなどを気軽に貸すことができるカーシェアサービス
③ 「Trip Adviser(トリップアドバイザー)」
ホテル等の旅行に関する口コミ・価格比較を中心とする、ウェブサイトおよびアプリ
このようなサービスができたお陰で、個人でもあまり労力をかけることなく、高度な専門スキルがなくとも、自分の身の周りにある資産を活用して、ビジネスをスモールスタートでき、収益を得ることができるようになってきました。
そもそもシェアリングエコノミーとは?
シェアリングエコノミーとは、「物・サービス・場所などを、多くの人と共有・交換して利用する社会的な仕組み」と定義されています。
つまり、自動車を個人や会社で共有するカーシェアリングをはじめ、ソーシャルメディアを活用して、個人間の貸し借りを仲介するさまざまなサービスのことです。
シェアリングエコノミーの主な5分類
このようなシェアリングサービスを活用することで、個人でも、あまり知名度の高くない地域や立地でも、あまり労力をかけることなく、人が集まる仕組みやビジネスを始めることができるようになりました。
自分が好きなこと、得意なことは何?小美玉市の課題って?
個人でもスモールビジネスをしやすくなった今、改めて「自分が好きなこと・得意なこと(I love)」、「困っていること・願うこと(I wish)」を紙に書きだしてもらいました。そうしていく中で、小美玉市の課題も見えてきました。
今まで「地元に何もない」と感じてらっしゃった方も、シェアリングサービスを利用し、身の回りのものを有効活用することで、今まで価値があると思っていなかったもの・コトが他の人からみると価値があって評価されたり、自分の好きなこと・得意なことでビジネスに繋がったり、自己実現になったり、地域の人と人とが繋がりコミュニティが広がっていく、、、そんな可能性を大いに感じるセミナーでした。
上記のイベント情報はダイヤモンドシティ小美玉 facebookページからご覧いただけます。